マンション管理委託をするメリット・デメリット
マンション管理について
一般家庭などの一定規模以上の建物については、管理項目が法律で定められています。
しかし、管理者でこれらの点検･作業項目を行うのは項目も多い為、なかなか難しい部分になってきます。
マンションなどの建物管理の項目は、建物の設備にもよりますが10以上の項目があるからです。
昨今ではこの管理業務を全て請け負ってくれる業者もあるくらいです。
では、そのような管理業務は、自身で行うのと業者に委託するのと、どちらの方が効率的なのでしょうか。
管理委託のメリット
マンション管理を委託するメリットは、管理者がマンション管理の専門的な知識がそんなになくても効率的に運営ができるというところです。
委託を引き受けている業者は、不動産やビルメンテナンスを専門的に行っているプロフェッショナルなので、日常的な設備管理から将来の大規模修繕まで、全てを計画的に管理してくれます。
また、その際の管理費用等の管理も委託することができるので、管理者は業者に全て任せることができます。
管理委託のデメリット
委託のデメリットとして挙げられるのは、何と言ってもその費用です。
もちろん、依頼をするわけですから、委託先の業者によってその作業費用は異なってきますし、委託をするというだけでも自身で行うよりも費用が掛かることは避けられません。
委託をすると、マンションの管理者にはそこまでの知識は必要ないかもしれませんが、何も知らないでいると、実際の費用よりもかなり高額の作業費用を請求されるケースもあります。
その為、全て委託する場合は注意が必要です。
まとめ
ここまで述べたように、マンションの管理には専門的な知識が必要です。
しかし、1人でそれを担うのはとても難しいものです。
そのためにマンション管理を請け負う委託業者が存在するのですが、それでもマンションの管理者が管理を行う建物についてよく認識し、自身では不安な点検項目のみを考え、本当に必要なものだけを抽出し、効率よく委託できるといいかもしれません。
